代表取締役 上能 喜久治
死から“いかに生きるべきか”を考える
人は遅かれ早かれいつかは死ぬものです。あなたが死んだ時、誰が一番悲しんでくれるでしょうか?どなたが葬儀に来てくれるでしょうか?死んで悔いは残らないでしょうか?冷静にあなたの死を見つめ、死に方を頭に思い浮かべる。そこから自分はいかに生きるべきか、が見えてきます。この死生観が確立していないと“今が楽しければよい”“自分さえよければよい”“自社さえ儲かればよい”という刹那主義・利己主義の考え方になってしまいます。
自分はこの人生で何をしたいのか?どんな生き方をしたいのか?死生観から人生観・職業観・結婚観等が確立してきます。“人は死ぬもの・会社は潰れるもの・お客様は来ないもの・物は売れないもの”を前提にして考える。
人はいつかは死ぬ。だからこの一度きりの人生をどのように生きるのか?
会社は潰れる。だから潰さないためにどのように経営していくのか?
お客様は来ない。だからお客様に来ていただくためにどうするのか?
物は売れない。だから売れるようにするためには何をしていくのか?
人のお役に立つ人生を!
私の死生観は“妻や子・孫に看取られながら「ありがとう!」と言ってあの世へ逝く”ことであり、私の人生観は“世のため人のためあなたのためにお役に立つ”人生にすることです。それをわが社のミッションにしています。
人の喜びをわが喜びとする
お客様企業とそこに働く人たちの繁栄と幸福のためにお役に立つこと、それが私と当社で働く社員の念い(おもい)です。自分を取り巻く人々を幸せにしていくこと、家族であり、社員であり、お客様であり、取引先であり、地域の人であり、そのような人々のお役に立ち、幸せを願うことです。“人の不幸は蜜の味”という言葉があります。人の失敗や災いを嘲笑し、他社の業績悪化や倒産を面白く言う人はやがてその人もそのような人生をたどります。それとは反対に企業環境が厳しさを増してきた昨今だからこそ社員の幸せやお客様の繁栄を常日頃から願っていればそれと同じように、あるいはそれ以上にあなたに幸せとあなたの会社に繁栄をもたらします。